日々の暮らしと時々の数学

くだらないチラ裏スペース。時々数学のことを書く。

たわごと「傘はすごい/"かたづ(ず)かない"」

■ 傘はすごい

傘を打つ雨の音は、360度、多数の点から鳴っている。
あまり耳のそばでこのような音の聞こえ方をすることはないのではないか。
音源がとってもたくさんあるよね。

 

■ "かたづ(ず)かない"のウィット

あるチラシで「基ずく」という表記を見た。
さすがにこれは「基づく」だろうと思ってググったら、文化庁でちゃんと仮名づかいの議論がされていた。

この議論の中で、例として「かたづく」なのか「かたずく」なのか、ということが取り上げられていた。
ひと固まりと見るのか、「かた」+「つく」と見るのか、というような観点などがあるらしいが詳しいことは置いておこう。
ともあれ、この議論の中でしれっと「かたづかない」と発言しているあたりに大学教授のウィットを感じた。

(前略)「ぢ・づ」については原則があり,2語連合の場合も原則はあるのであるが,その適用で問題が起る。たとえば,「もとづく」を2語連合とする側からは「もとづく」であるが,今はもう2語の意識がなく1語だとする側からは「もとずく」である。原則は一応あるが適用上で問題となる。原則を決めてもなおかつかたづかない。(後略)