日々の暮らしと時々の数学

くだらないチラ裏スペース。時々数学のことを書く。

たわごと「投げられたのは六面さいころ?」

電子の荒波を徘徊中、「賽は投げられた」と言う
言い回しが目に止まった。


もちろん、この言葉の意味自体はなんとなく知っていたが、
気になったのでググってみた。


すると、「賽は投げられた」という言葉を生み出したのは
カエサルらしい。

カエサル・・・名前は知っている・・・。
が、あとは何も知らない。

紀元前100年生まれ、紀元前44年没らしい。
共和政ローマの軍人、斉次化・・・じゃなくて政治家、文筆家らしい。

共和政ローマ?なんだそれ。


とにかく、紀元前100年くらいの人らしい。
じゃあ、この「賽」っていわゆる六面さいころ?


今度はさいころについてwikipediaにお伺いしてみると、
なんといままでに見つかっている裏との和が7となる
最古の六面さいころは紀元前8世紀
アッシリアメソポタミア北部)で見つかったものらしい。

古すぎるでしょ!


よく考えてみると、ユークリッドが紀元前3世紀あたりのギリシャの人らしいから、
そう考えると全然六面さいころでもおかしくなさそう。

ちなみに日本にさいころが伝わったのは奈良時代(8世紀)、
やはり中国経由らしい。
このときは、棒状のものと六面さいころの二種類あったらしい。


ということで、人間は少なくとも紀元前8世紀から
乱数を発生させる定番として3000年近く六面さいころを使い続けているのであった。