TeX「enumerate環境の位置調整」
TeXにおけるenumerate環境(及びitemize環境)での位置調整には
環境内で
\setlength{\parskip}{0pt} % 段落の間隔
\setlength{\itemsep}{0pt} % 項目の間隔
\setlength{\leftskip}{0pt} %左からの頭の位置
を記述すれば良い。
例えば、enumerate環境で、位相の公理を記述するとき
\item[$(O_1):$]などとして項目の名前を指定すると
この名前が長くなればなるほど、
どんどん左にはみ出していってしまう。
これを防ぐには、
\setlength{\leftskip}{8mm}
などとして、左からの空白の長さを指定することで解決できる。
なお、このような調整の値が常に決まっている場合、
enumerate環境自体の設定をプリアンブルで
指定しておく方法は分かっていない。
対症療法としては
\newcommand{\enuchousei}{
\setlength{\parskip}{0pt}
\setlength{\itemsep}{0pt}
\setlength{\leftskip}{0pt}
}
などとコマンドを作成することで、
決まった値の調整を常に入れることができる。