▽売上が無くなっても研究は無くならない
東北大学の理学部・工学部などのキャンパスは、
切り拓いた土地に所在しています。
熊がたびたび出没し、熊鈴が学部から貸し出されるほどの山にあります。
幸いにも、私が在学中に出くわしたのは鹿のみです。
東北大学のHPによると、
戦前は、旧日本陸軍の演習用地として使用されていましたが、
終戦後は米軍の演習場として接収され、
接収解除後は開拓地として開墾事業が行われていました。
とあります。
学部4年以降、また、大学院に進学すると、
どうしても研究に集中してしまい、時間を忘れる時があります。
そんな中でありがたい存在がコンビニです。
在学中の途中に新しくセブンイレブンができました。
しかし、それより前から、そしてセブンイレブンよりも
営業時間の長いありがたい存在が、
工学部のキャンパスの奥地にある年中無休、24時間営業の
デイリーヤマザキでした。
実は24時間営業のデイリーヤマザキができたきっかけがあります。
2005年に工学部の学生が交通事故で亡くなりました。
それが、卒業論文を執筆しており、夜間に山を下りて買い出しへ
出かけていた際の出来事だったためです。
そんなデイリーヤマザキが閉店することとなりました。
コロナによる売り上げ減のためです。
しかしながら、売上が無くなっても、
研究も、深夜にカップ麺を買いに行った記憶も、
これからも無くなることはないでしょう。